2011年08月06日

奥の正法寺

奥の正法寺は、水沢市(現:奥州市)にある曹洞宗の寺で、盛時は永平寺、総持寺と並び曹洞宗の東北地方における第三の本寺となっていた。
日本三大奇祭で有名な、黒石寺蘇民祭の黒石寺から3kmほどしか離れていない。

山号は大梅拈華山円通。
曹洞宗に大梅拈華録というものがあるようだが、詳細は判らない。拈華は勿論拈華微笑の拈華だろう。

正法寺の見ものは、日本一といわれる巨大な茅葺屋根で、平成18年に10年にわたる改修を経て蘇ったと言う。

惣門からは、しかしその巨刹は全く窺えない。
人を拒否するような、そして人のスケールを無視した蛇紋岩の石段があり、惣門を通るとさらに巨石の石組みによる次の階段が待ち受ける。
かろうじて見える茅葺屋根が、少しずつ視野を拡げてゆく。
明らかに、拒絶の意思に満ちた石段だが、その気持ちは分からないでもない。

20110704正法寺1s-.jpg  20110704正法寺2s-.jpg  20110704正法寺3s-.jpg


巨刹の本堂は、高さが26mもあるが、写真では残念ながらそのスケール感は全く分からない。

20110704正法寺本堂s-.jpg  20110704正法寺伊達家家紋s-.jpg  20110704正法寺屋根s-.jpg


実際に見て初めて分かることが多いが、何故このような場所に、何故茅葺なのか、何故感覚を麻痺させるほど圧倒的な大きさなのか。全ては宗教のなせる業なのか。

全て理解を超える建物だった。
ラベル:正法寺
posted by 遊戯人 at 19:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 見る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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