2009年12月03日

平山郁夫逝く

平山郁夫が画家としては、若く79歳で亡くなった。

昨年甲斐小泉のシルクロード美術館で、薬師寺大唐西域壁画の大下図を見たことが鮮明に甦った。
玄奘三蔵の求法の旅を描き、1980年から開始し2000年に薬師寺に奉納した。
玄奘三蔵の旅は17年なのでそれを越える。

シルクロード美術館へは、韮崎の王仁桜を愛でた足で訪れ、大下図の格闘するような硬質で且繊細な線に圧倒された。

20080405シルクロード美術館s-.jpg  20080405王仁桜(平山郁夫)s-.jpg

晩年の作品は、精神性を失っていたが、文化的側面ではまだまだ活躍してもらいたかった人物だ。

大唐西域壁画は東の「開けゆく長安大雁塔」から始まり、西の「ナーランダの月」で終わる。

平山郁夫大雁塔s-.jpg  平山郁夫ナーランダの月-.jpg  20091108大雁塔1s-.JPG

最近訪れた大雁塔の記憶も絵と表裏一体となり、平山郁夫の記憶は燦爛と咲き誇る王仁桜の樹の下に眠りにつく。
posted by 遊戯人 at 16:08| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 日本画の新たな地平線を開いた平山郁夫氏が亡くなった。79歳はちょっと早すぎたのではないだろうか。彼の作品は、題材、描き方など斬新で、東山魁夷のように日本画の範疇を超えていた。文化財保護にも活躍し幅広く..
Weblog: 札幌生活
Tracked: 2009-12-04 11:35
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