2009年04月12日

走る人

今はランニングが一昔前は考えられないようなブームになり、皇居の周回コースも、すっかり市民ランナーのお気に入りのジョギングコースとして定着した。
何時の季節も、カラフルなウエアーで走る人が引きも切らない。

皇居の桜田門を入った所がランナー達の集合場所だが、ここに一つの時計台が立っている。
その銘板には、金釘流の朴訥な字で次のように書かれている。

「この塔は、スポーツの原点である「走る」ことが日常生活のなかにとり入れられることを希って本連盟が呼びかけ、スポーツに理解ある人びとの好意でできあがったものです。
塔デザインは「仲間と走ろう」をテーマに「走る人」を表現しています。
1975年 体育の日 財団法人日本陸上競技連盟」

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34年間この場所に立ち続けていた「走る人」の時計台は、その銘版にある通り”「走る」ことが日常生活のなかにとり入れられる”事が市民権を得た今、四季折々に皇居を「走る人」を眺め続けるだろう。

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ランニングを愛好する一人として、無骨な時計台が何時までも時を刻んでもらいたいと思った事だ。
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2008年09月23日

朝原のラストランとファーストラン

セイコー・スーパー陸上で、朝原宣治がラストランを10.37秒、日本人一位で競技人生を走り終えた。

オリンピック銅メダルのリレーメンバーの塚原、末続、高平が譲った感じも見受けられたが、引退セレモニーでは声を詰まらせた姿はランナーとは別の顔で、爽やかだった。

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スーパー陸上はTV放映の二時間枠に合わせる為に、フィールドで、走り幅跳び、棒高跳び、走り高跳び、砲丸、ハンマーが同時平行で行われ合間にトラックもあるのでとても忙しい。

棒高跳びの沢野、走り幅跳びの池田は何時もの通りの期待はずれ、ハンマーの室伏は風邪を押して出場して最後の投擲で逆転優勝、などの結果もあまりにも競技が輻輳して訳がわからない。
オリンピックもTVに合わせた競技進行だが、スーパー陸上はその弊も極まっている。

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しかし、この放映時間が過ぎて、朝原の新しい人生の為のファーストランが行われ、主催者の味な計らいが印象的だった。

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陸上競技で、競技場が満員になるのも珍しく、一人の競技者が引退セレモニーをするのも稀有なことで、オリンピック効果とはいえ、朝原の競技者としての生き様に多くの人が共感したのだろう。

新しい人生へのファーストランは、きっとゴールの無いランになるに違いない。

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2008年06月28日

トップアスリートのシューズ

日本陸上競技選手権大会がオリンピックの選考をかねて行われていて、珍しくTV放映もされている。
普段あまり陽の当たらない競技も、世の中の関心を引ければ良いのだが。

近くのミュージアムで小規模な応援展が開かれていて、トップアスリートのシーュズが展示されていた。

日本人に人気のある女子マラソンの、野口、渋井、土佐、そして高橋、弘山。何故か男子は藤田のみ。
真新しく意外に小さい野口と、苦労の跡を吸い込んだような渋井の靴。

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前日の10000Mであまり話題にもならずに置き去りにされたが、走る情熱を失わない弘山の靴。
そして、これからも栄光を捨てて走り続ける高橋の靴。

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何故か、長距離系はアシックスの圧勝だ。

靴一つだが、競技者の過去と未来を鮮やかに見せている。
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2008年04月19日

スイーパー

スイーパーとは、マラソン大会で最終ランナーと一緒に走り、ゴールまで伴走して、確実に競技を終了させる役割の人だ。

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一組4人で、5、2.5、2.5、5kmと一周5kmの皇居を三周する小さな駅伝大会の手伝いをした。
2.5km地点への誘導とゼッケンコール、最終ランナーの確認などの役割だ。

何時もは市民マラソンに出ても、走る事ばかりに気をとられ、運営については巧くいって当たり前、少しでもトラブルがあると批判するばかりだが、主催する側に立つと小さな大会でも様々な段取りの大変さがよく判る。

警察の許可取得、同時開催する他団体との時間と場所の調整、事故に備えての医療関係者の手配、ゼッケン・タスキ、参加賞の配布と回収、記録計時と短時間での順位の集計、成績発表、賞品授与。
そして何処にも捨てるところの無い皇居からゴミの持ち帰り、など等。
小さな大会も大規模な大会も、対応しなければならない事柄は同様だ。

これらの役割をこなす裏方は、別の意味のスイーパーと言えるだろう。

30組120人のささやかな大会だったが、襷を繋いだ人は心地よい汗をかいていた。
最終ランナーと伴走するスイーパーと一緒になって、2.5kmを走って感じた風は、爽やかだった。

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2007年06月09日

久しぶりの皇居一周

小さな駅伝の大会で、一年半ぶりにロードを走り皇居一周。

4人で5km、2.5km×2、5kmと襷を繋ぐ第一走者。
気負いがなさ過ぎて、23分の宣言タイムよりかなり遅れ、23分40秒で襷を渡す。
幸いにも後続の仲間が頑張って、チームとしては67分47秒でフィニッシュし目出度く3位に入賞した。

ランニングシーズンを外れた暑さで、1分程度の記録低下はあっても、少し前は21分20秒で走っていたので、正直な筋力の低下を感じて一寸残念。
膝の痛みもあまり感じなかったので、打上ビールを飲みながら10km位は復帰しようかと思った事だった。
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2006年11月12日

襷をつなぐ

昨日は1万kmの帯状高気圧の中に、割って入った低気圧。

朝からの雷に及び腰になりつつ、皇居周回のマラソンへ行きました。
皇居は一周5km。
5、2.5、2.5、5kmと3周15kmを4人でつなぐ駅伝で、出場者数は400人の一寸した大会です。

スタート前は、雨もやみ余裕の表情も・・・

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土砂降りの雨となり、

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でも襷をつなぎ・・・

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ゴール前は何故か笑顔。

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駅伝の不思議でかつ苦しい魅力は襷をつなぐこと。
走った人でないとなかなか分かりません。

伴走しながら応援する予定が、あまりの雨にゴール地点だけでの観戦です。

お手伝いで、ゼッケンのデザインをして、多分これから10年ほども、ランナーの悲喜こもごもが汗のにおいを加え続けてゆく事でしょう。

様々な事に、心の襷をつなぎ続けたい。


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2005年11月12日

皇居を走る

全く久しぶり、1年10ヶ月ぶりにロードを走る。
皇居一周5kmを3周、5+2.5+2.5+5と分担し4人で走る。
距離がないだけ気楽だが、殆ど短距離のように全力疾走になる駅伝。

雨上がりのあと快晴になり、出場チームは90チーム。
当方のチーム構成は、当方を含め膝の故障持ち2名、椎間板ヘルニアあがり1名、福岡国際にも出場するサブスリーのエリートランナー1名と言うアンバランスな構成。

しかしこの脛に傷持つ軍団でも、エリートランナーの5km17分の貯金が利いて、何とか59分そこそこでフィニッシュ。
めでたく7位の順位を獲得。

ジムでない久々の路面はやはり硬く、ついつい真面目に走ってしまいそれなりに衝撃もある。
レース後のビールを満喫したものの、膝にはほろ苦い味だった。
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2005年10月05日

大台切り

芸術の秋に続いて、ランナーの秋も本格的にやってきた。

さてランナーの大台切りと言うと、市民ランナーのサブスリー、エリートランナーのサブテン(2時間10分以内)だが、これは一寸違う。

サブ70とでもいうべきか。3ヶ月で何とか2kg減量。
ようやくのことで昔懐かしい60kg台に。

フルは体重1kgあたり3分と言われているので、これで6分の記録更新が約束された。
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2005年09月26日

定番ベルリンマラソン

すっかり秋シーズン定番となったベルリンマラソン。

意外性の無いレースで、あの暑さの中で野口みずきの予定どうりの日本記録更新は天晴れだが、高橋や渋井のようなドラマ性は感じられない。

完全中継と名打ったフジテレビの放映も(実況中継となっていないのがミソだが)、編集のタイムラグを必要としてニュースの方が先に結果を知らせるのも興をそぐ。

所属会社のグローバリーが違法商品取引で摘発され、陸上部の廃部が略確定的なので部ごと移籍の商品価値は上がっても、勝利の美酒はほろ苦いものではないだろうか。

再起を期す高橋は二つのハーフで続けて4位とやや期待はずれの成績だが、野口も札幌ハーフで3位に甘んじていたので似たようなものか。東京国際女子マラソンに期待したい。

ところで東京国際女子マラソンといえば主催の朝日新聞も、市民マラソンと華々しくなうってエリートランナー以外にも開放したが大会運営のノウハウ不足で一昨年の大失態以後尻すぼみ。
今年も昨年に習って450名、フル3時間半の関門だが、石原都知事が本格的なシティーマラソンを打ち上げているので影が薄い。いいとこ取りの、おざなりなつじつまあわせよりも潔い市民マラソンからの撤退を勧めたい。

さて、市民ランナーはこれも一昨年までは9月開催、酷暑の日が多かったタートルマラソンでシーズンインの人が多い。昨年からは10月開催。
仲間の記録が楽しみだ。

など等、寒風吹きすさぶ中、ベルリンマラソンのコースを少しだけ試走したことを思い出しつつマラソンに付いてあれこれ考えた。
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2005年09月08日

横浜市スポーツ医科学センター:SPS体験記

日産スタジアム(旧横浜国際競技場)にある横浜市スポーツ医科学センターで、スポーツプログラムサービス(SPS)なるものをやっている。

色々検査測定をして、総合的に健康・体力の現状に応じたアドバイスやスポーツ医科学の最先端の知識に基づいた運動処方を提供する、と言うもの。

これは、ランナーとしては行かねばなりますまい。

内容は大きく3つ、
@食事内容アンケートからの、栄養診断
A健康診断的な血液検査からの血糖値、コレステロール、肝機能etcの診断、骨密度測定など
B運動負荷試験や、脚進展パワー、バランスなどの体力測定

勿論Bがランナーとして興味あるところ。

●結果
柔軟性    6.5cm
膝伸展トルク 264%
脚伸展パワー 22.9ワット/kg
全身反応時間 354ミリ秒
全身持久力  2.47ワット/kg


(数値の年代別平均値は下記HP参照)
http://www.hamaspo.com/ysmc/fj/f10-toku1.htm

柔軟性、敏捷性はそれなりに、持久力、筋力は20歳台ということで悲喜こもごも。

しかしこのテストは瞬発力の測定等は慣れがあり、コツをつかむともっといい数字が出そう。
部分的には小生の場合は、脚の伸展トルクと屈曲トルクの比較から、やや屈曲が弱く、早速ジムで大腿二頭筋を鍛え始めたところ。

また、A関連で骨密度測定と言うのがあり、音響的骨評価値3.353これも20歳台。

と言うことで、膝は痛いが、他はまあまあの結果。これも走っていたご褒美か。
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